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2030年度の森林吸収源対策目標の達成に向けた取組方針

2022-04-14 参議院 農林水産委員会

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梅村みずほ

日本維新の会

ありがとうございます。私の子供も、小学五年生と二年生がいるんですけれども、SDGsに関する興味、関心というのは大変高いんですね。こういった体験と一緒にお勉強、学校の教室の中でのお勉強というのもやっぱり吸収力が良くなるんではないかというふうに思っています。それこそ今は二〇三〇年に向けて、CO2の排出量マイナス四六%という大きな目標に向かって国を挙げて頑張っているわけなんですけれども、年平均でいうと四十五万ヘクタールの間伐、木材利用その他によって、森林吸収源対策で三千八百万トン確保するというような目標が立てられているわけですよね。ここで一度、目標達成に向けた取組の方針というのを、農水省の御見解とし...

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金子原二郎

農林水産大臣

二〇三〇年度の森林吸収量の目標、約三千八百万二酸化炭素トン、三千八百万二酸化炭素トンの達成に向けては、利用期を迎えた人工林につきまして、切って使って植える循環利用を確立し、炭素を貯蔵する木材の利用拡大を図りつつ、成長の旺盛な若い森林を造成することが重要であります。具体的には、間伐材の適切な実施や、エリートツリー等の成長に優れた苗木を活用した再造林等を推進するとともに、CLTや木質耐火部材等の開発、普及などによりまして、建築物等への木材利用の一層の促進を図ることといたしております。加えて、これらの取組が着実に推進されるよう、林業イノベーションや、森林づくり、木材利用の推進に向けた国民運動等にも取...