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有機農業の普及後においても有機農産物の価格帯を維持する方策

2022-04-19 参議院 農林水産委員会

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小野田紀美

自由民主党・国民の声

参考人の先生方、ありがとうございました。ちょっと早速順番にいろいろ聞いていきたいと思うんですけれども、まず井上参考人に幾つか、まず一問ずつ伺いたくて、資料三の、いただいた資料の中の三の④の商売としての有機農業が広まり、包括的な要素や価値は陳腐化するのではないかというところに関してちょっと御意見伺いたくて、これも私もある農産品を作っていらっしゃるところに、有機を拡大して何とか手取りを増やすというか、ちゃんと、いいものをいい値段でちゃんと売るということに関してどう思われますかという話をしたときに、輸出のことも絡めていたんですけど、逆に海外、EUの方とかはもう有機が当たり前で、有機にしたからといって...

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井上能孝

株式会社ファーマン代表取締役

おっしゃるとおりだと思っています。ただ、このマーケットの拡大によってマーケットがシュリンクするということは往々にして起き得ることだとは思っているんですけれども、この商売、まず、そもそもこの商売の有機農業というものがどういうものかというと、お金を稼ぐための有機農業という意味合いでして、僕らは、先ほど僕の話の中でも申し上げましたとおり、生き方として有機農業を選ぶ、選択されるという方が多くあるんですね。これが、拡大をさせようという動きとともに、じゃ商売としてのビジネスチャンスがあるから有機農業に参入しようというような、ある程度の規模感の農家若しくは農業以外の企業の参入ということが考えられるかと思って...