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輸入飼料に代えて飼料用米の利用を推進するための施策の必要性

2022-04-26 参議院 農林水産委員会

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舟山康江

国民民主党・新緑風会

農業に限らず、政府全体として、今、価格転嫁をどう実現していくのかという、こんな課題認識の中で検討会等も行われていると聞いておりますので、この農産物に対しても是非そういった方向も一つ必要かなと。当然、経営に対する支援も必要なんですけれども、本来的な対策としてはそういったことも必要かなと思いますので、よろしくお願いいたします。さて、資料お配りいたしました。ちょっとこのカラフルな三色になっている方から御覧いただきたいと思いますけれども、国産飼料の利用促進ということの中で、その一つの柱が飼料用米ということで、これまで農林水産省も飼料用米の生産、利用拡大を進めてこられました。これ、それぞれの畜種ごとにど...

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森健

農林水産省畜産局長

お答えいたします。飼料用米につきましては、年間一千万トン輸入されておりますトウモロコシと同等の栄養価を有しているということでございまして、畜種ごとに、先ほどの資料の方にも書かれておりますように、畜種ごとに利用可能な割合は異なりますが、トウモロコシの代替として配合飼料原料に利用がされておりますし、更に利用が可能というふうに考えております。先ほどの資料にもありますとおり、配合飼料メーカー等では約百三十万トンの受入れが可能というふうにしておりますし、また、自家配合用として畜産農家に十一万トン程度が供給されておりますので、大体百四十万程度の安定的な需要量があるのではないかというふうに考えております。他...