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ニホンウナギの養殖における人工種苗比率を100%とする目標について2050年より早期の実現を目指す必要性

2022-04-26 参議院 農林水産委員会

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須藤元気

各派に属しない議員

みどり戦略のこのしっかりと目標を達成していただければと思います。続きまして、ニホンウナギについてお聞きします。そういえば、自民党本部の横にあったウナギ屋さん、なくなってしまったんですね。あれ何か僕、結構好きでよく行っていたんですが、ちょっと残念です。何か、行こうと思ったらなかったですね。済みません、話戻りますけれども、みどり戦略、みどりの食料システム戦略によれば、この二〇五〇年までにニホンウナギの養殖において、人工種苗率、比率一〇〇%を実現するとあります。二〇〇五年に始まった官学連携のプロジェクトにウナギ及びイセエビの種苗生産技術の開発があります。水産総合研究センター及び大学関係者など、我が国...

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神谷崇

水産庁長官

お答えいたします。ニホンウナギの養殖は全量を天然のシラスウナギに依存しており、供給の安定化などのためには人工種苗の大量生産技術の確立が非常に重要な課題となっております。平成二十二年に独立行政法人水産総合研究センターが世界で初めてニホンウナギの完全養殖に成功して以降、産学官の連携により、人工種苗の大量生産に向けた技術開発が進められております。これまでの技術開発により、ニホンウナギのふ化仔魚の通年供給や成長段階に合わせた水槽飼育による生産効率の向上などの成果が得られており、昨年度においては、保存や給餌などが容易な仔魚用の乾燥飼料の開発にも成功したところでございます。一方で、人工受精に用いる卵の質の...