
梅村聡
日本維新の会
スリーマイル島でいけば、一九七九年ですから、そこから復活してくるまでって計算したらやっぱり二十年ぐらい掛かっているわけですよね。そうすると、日本も二〇三〇年に向けてそういったものがしっかり伝わるような、それぐらいの粘り強いものがやっぱり私は必要なんじゃないかなと、今のお話も聞かせていただいて思いました。ありがとうございます。そうしたら、次、奈良林参考人にもお伺いをしたいと思いますが、我が党も、この特に原子力発電の技術の問題ですね、これまで、やっぱりそういうものをきちっとロードマップを見せないと、技術者あるいはそういった企業ですよね、そういったものの技術が保てないという、これはもうよく言われてい...

奈良林直
東京工業大学特任教授北海道大学名誉教授
奈良林 です。今非常に深刻な事態が生じているという、今の御質問が実態としては相当深刻です。今原子力のメーカー、三社とももうやっと生き延びていると、その原子力の分野にですね。優秀な技術者が、例えばある会社ですけれども、原子力の分野から建設工機の分野に今配置換えになっていたとか、優秀な技術者がどんどん辞めているとか、それからいろいろな設備が、研究開発設備が廃棄されていると、十年以上も遊休設備になっちゃっているとか、こういう事態になっています。それから、その大企業に実はたくさんのその下請だとかその孫請とか、そういう言葉が適切かどうか分かりませんけれども、町工場とか中小企業、技術力が非常にあったそういう...

梅村聡
維新・比例
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