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再エネ新電力支援につき市場価格連動の再エネ由来FIT調達価格制度を見直す必要性

2022-04-20 参議院 資源エネルギーに関する調査会

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山添拓

日本共産党

日本共産党の山添拓です。経産省に伺います。昨年秋から続く原油高にウクライナ侵略が追い打ちとなり、液化天然ガスや原油など化石燃料の価格が高騰しています。その影響が国内の電力市場にも及んで、通常時一キロワットアワー当たり八から九円程度だった電気の市場価格が、昨年十一月から十二月は平均十八円程度に、今年一月は平均三十円前後、最高八十円、四月も昨日までで平均十七円前後と高値が続いています。再エネ由来のFIT電気の調達価格はこの電気代の市場価格と連動する仕組みとなっており、こちらも高騰しています。この下で、再エネ社会へのシフトを目指す再エネ新電力が苦境に立たされています。再エネ新電力でつくるパワーシフト...

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細田健一

経済産業副大臣・内閣府副大臣

ありがとうございました。ただいま御指摘がございましたとおり、足下の価格高騰に対して、足下、価格高騰が行われているわけでございますけれども、これに対応してあらかじめ対策を講じていた小売電気事業者も存在する一方で、FIT制度に基づく再エネ電気を多く調達している一部の小売事業者から経営状況が厳しいという声が上がっていることも認識をしております。資源エネルギー庁としても、こうした声が多く上がった二〇二〇年度の冬季における市場価格高騰の教訓を踏まえて、地域新電力などが市場価格変動リスクに対応できるように、先物取引などヘッジ策の周知広報を進めるとともに、小規模な地域新電力が保険商品を活用してFIT電気の調...