浜田聡
みんなの党
NHK党、参議院会派みんなの党、浜田聡でございます。本日、お二人の参考人の先生方、どうも勉強になりました。ありがとうございました。私の方からは、両参考人の先生方に共通の質問、二つさせていただきたいと思っております。まず、こちらで質問を二つ申し上げまして、御答弁の時間配分についてはお二人にお任せしたいと思います。今回の回の議論の中心が憲法第五十六条第一項の出席に関するものでありますから、それと密接に関連するものとして、緊急事態の対処方法、そして現行憲法の前の憲法である大日本帝国憲法について両先生の御意見をお聞きしたいと思います。時間も限られておりますので、端的に私の意見を申し上げますと、緊急事態...
赤坂幸一
九州大学大学院法学研究院教授
かなり広範な御質問 をいただいたように思いますけれども、そのうち引っかかった一点だけお答えしますと、特に緊急事態というのは、その執行部の力ないし動きというのは強くなる時間なんですね、ときなんですね。そういうときこそそれを抑制する組織というものが必要で、執行部というものは特定の目的に向かって資力を総動員して、リソースを総動員して目的を達成する傾向があると。それに対して、それを常に検証し、批判し、オルタナティブを提示する組織というものがやはり必要であると。緊急勅令というものは、その観点からすると議会ではなく執行部の手段ですので、私の観点から、それを緊急時においてこそ統制、更に別の観点から統制する議会...
浜田聡
みん・比例
フォローする
関連トピック
他のクリップも見る
緊急事態への対処に係る大日本帝国憲法の制度設計について
2022-04-06 参議院 憲法審査会
浜田聡
みん・比例
緊急時にこそ議論すべき事柄は多くなることから、有事の際にも国家機能を麻痺させない手だてを準備すべく、作業を本格化すべきとの見解
2022-04-27 参議院 憲法審査会
柴田巧
維新・比例
地方議 会では、委員会でのオンライン審議導入の例はあるが、本会議については地方自治法の解釈に係る国の通知により実現しておらず、国会がオンライン審議実現に向けてかじを切れば、通知が見直され、地方議会の動きを加速させるとの所感
2022-04-27 参議院 憲法審査会
柴田巧
維新・比例
妊娠、出産時、病気など個々の議員の事情による場合も、議員の表決権を確保する意味でオンライン審議を認めるべきとの論点も今後の課題とすることが望ましいとの見解
2022-04-27 参議院 憲法審査会
柴田巧
維新・比例