Clips|国会を、おもしろく。
header
screenshot

IT化が進んだ現代社会の状況や規律密度の低い日本の憲法の特性から、解釈論としてはリモート出席も出席の中に一般的に含まれると解釈できるが、国権の最高機関としての特殊性等を勘案して、政策論としては実際に必要な場合のみ抑制的に認めていくことにしてはどうかとの見解

2022-04-13 参議院 憲法審査会

face

舞立昇治

自由民主党・国民の声

自由民主党の舞立昇治です。憲法五十六条一項の出席に関する議論として、私の考えを述べます。さきの大戦後の昭和二十年頃、今の憲法制定に携わったGHQや日本側の関係者の解釈として、出席とは現にその場にいること、すなわち現に議場にいることしかあり得なかったのは疑いようがないと思いますし、同時に、その当時、八十年もたたない未来でこんなにもリモート会議やインターネットが普及するとは誰も想像できなかったのも事実だと思います。また、よく指摘されますが、日本の憲法は、硬性憲法に加え、諸外国と比べて分量が少ない、規律密度が低い、そして内容も概括的なものが多いため、今日に至るまで、課題が生じるたびに法令や判例、内閣...

face

中川雅治

自由民主党・国民の声

羽田次郎君。