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特定重要物資に指定が見込まれる蓄電池産業の国際競争力強化に向けた今後の取組

2022-04-26 参議院 内閣委員会、経済産業委員会連合審査会

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矢田わか子

国民民主党・新緑風会

小林大臣、ありがとうございます。やっぱり企業がその気にならないと、協力するよという気持ちにならないと目的果たせないと思うんですね。やっぱり今までの経緯を見ていると、目的が確かに曖昧で、調達を多角化しなさいということを示唆してみたり、代替材料を皆さん御準備くださいとか、できるだけ節約してくださいとか、こういう情報提供にとどまっているわけですよ。これでは、いや、政府に情報出したって、そんなの啓発されるだけやんかということになりますよね。そうじゃなくて、デジタル化ということも含め、DXへもっと踏み込めないんですか、例えば。企業はやっていますけれども、在庫管理を、もう一元管理、在庫情報管理まで含めて、...

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萩生田光一

経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

蓄電池は、二〇五〇年のカーボンニュートラルの達成に向けて、自動車電動化や再生可能エネルギーの主力電源化を達成するための最重要技術の一つです。日本メーカーは技術的優位性によって初期の市場を獲得することができたものの、その後、政府の支援も背景に中国や韓国のメーカーが台頭してきたことによって日本のシェアは低下、先ほど先生もおっしゃいましたけど、半導体や太陽光パネルや液晶ディスプレーと同じ運命をたどるわけにはいかないと思っております。同様に他国の後塵を拝しているこの状況を抜け出さなきゃならないと思っていまして。振り返ってみますと、これまで国の政策って、官による支援というのは研究開発までで、それ以降は民...