野田国義
立憲民主・社民
先ほど言いました厚生省、一八年末に起きたですね、これは全数調査が必要なところを抽出の調査で済ませていたという問題なんですね。しかし、今回は、いわゆる過去分を書き換えて、合算処理をして、そして数値の二重計上というようなお粗末なことを繰り返していた、それも二十年間にわたってですよ、二十年間にわたって。その中で改善する余地があったと思うんです。二十年間の中であったんですね。最初の契機は一八年十月ですか、建設経済統計調査室の担当係長が公表前のデータを室長らに説明することがあった。その書換え処理に言及すると室長はけげんな表情を浮かべたということなんですね。触れてはいけないというような雰囲気が漂い、説明は...
斉藤鉄夫
国土交通大臣
検証委員会の報告書では、令和 二年二月公表分から国土交通省において合算処理を行っていたということが明らかとなっております。統計の継続、この報告書ではこのように書かれております、統計の継続性の観点から、過去分を全く入れない場合には数値の変動が激しくなるとの理由で採用されたものと、このようにされております。受注統計では、建設総合統計を出すときに、過去分のきちっとした数字が定まった施工分に対して受注の伸びを掛けます。その受注の伸び率を出すときに、ある意味では間違ったものだったんですけれども、まあそれまで間違ったものをずっとやってきたそのことも、で、その影響は軽微であるというふうに我々考えておりますが、...