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サーキュラーエコノミーの構築に向けて静脈産業を育成していく必要性

2022-03-24 参議院 環境委員会

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宮崎勝

公明党

分野ごとに決めていくということでございますので、是非よろしくお願いいたします。最後の質問でございますが、静脈産業の育成ということで副大臣、務台副大臣にお伺いしたいと思います。プラスチックの資源循環を実現するためには、川下部分の回収、再製品化という段階で、事業者にとってコストに見合う利益があるかなど、事業を安定して営める環境が必要だと思います。欧州や中国では静脈産業の巨大化というものが進んでいるそうで、例えばフランスのヴェオリアとか中国のチャイナ・エバーブライト・グループなどは本当に大変巨大な静脈産業になっているということでありますが、こうした静脈産業の巨大化に伴いまして既存産業の再編も進んでい...

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務台俊介

環境副大臣・内閣府副大臣

資源循環を支える静脈産業は、プラスチック資源循環を促進していくに当たり大変重要な役割を担っていると考えております。政府の成長戦略でも、サーキュラーエコノミー関連ビジネスは市場規模八十兆円を目指すとされております、これ二〇三〇年まででございますが。今後更なる成長が期待されている産業分野だと認識しております。政府としても、こうした静脈産業における更なる資源循環の高度化に向けた事業者の取組を後押しするという観点から、来月一日から施行されるプラスチック資源循環法において、設計、製造段階、販売、提供段階、排出段階でのそれぞれの措置を通じて包括的な資源循環体制の強化を図っていくこととしたところでございます...