柳田稔
国民民主党・新緑風会
今日は、日本のエネルギーについて質問したいと思います。前から原油高というのは続いていますよね。日本でも、ああ、困ったなという状況下の中で、ロシアのイラク侵攻が起こりました。あっ、済みません、ロシアのウクライナ侵攻が起こりました。これも予想しなかった大変大きな出来事で、ヨーロッパも日本もエネルギーについて大変な危機が出てまいりました。御存じのとおりです。エネルギーの価格というのは高騰しています。このことは国民生活並びに企業活動に大きな負担となっております。そこで、エネルギーの安定供給を大前提に、将来世代により良い地球環境を残すため、カーボンニュートラルの実現に取り組んでいかなければなりません。も...
小澤典明
経済産業省大臣官房首席エネルギー・地域政策統括調整官
お答えいたします。まず、イギリス、英国についてでございます。英国は、二〇五〇年までにカーボンニュートラルを実現するという目標を掲げてございます。二〇三〇年までに最大五千万キロワットの洋上風力の導入などを通じまして、電力の九五%を低炭素化するという目標を策定し、風力、原子力、太陽光、水素の導入を加速するとしてございます。また、昨今のウクライナ情勢を踏まえまして、北海の石油・ガス事業開発、これを開始することを計画しているというところでございます。