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現下の水際対策の目的及び緩和に向けた取組の必要性

2022-02-24 参議院 予算委員会

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藤川政人

自由民主党・国民の声

大臣、よろしくお願いいたします。続きまして、水際対策について伺いたいと思います。政府は、南アフリカでのオミクロン株の確認以降、その特性が不明なことから、最悪に備えるとの考えの下、いわゆる水際対策について昨年十一月末以降、G7で最も厳しい措置を講じてまいりました。当時の状況からこのことは極めて適切と高く評価されたところです。また、岸田総理は、国内での感染で大勢を占めるオミクロン株についても、未知のリスクに対する最悪に備える段階から、判明したリスクに対して合理的に備える段階にあるとして、二月十七日には新たな水際対策の方針を公表されました。この中で、入国上限を三千五百人から五千人へと引き上げ、また、...

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川上恭一郎

内閣官房内閣参事官

お答えいたします。コロナの対応につきましては、これまで危機管理の要諦である最悪の事態を想定いたしまして対応に当たってきたところでございます。特にオミクロン株につきましては、昨年十一月の発生当初から、慎重の上にも慎重を期すという考えの下で対応を行ってまいりました。これ、オミクロン株につきまして科学的な性質が明らかとなっていない状況において、国民の命を守るということ、観点からどうしたらいいかということで進めてきたものでございます。水際対策につきましても、こうした考え方に基づきまして厳しい水際対策を講じ、病床の確保やワクチン接種の推進など、国内の対応体制を整備する時間を確保できたと考えているところで...