蓮舫
立憲民主・社民
BA.2のリスクもさることながら、昨日の厚労省の専門家会議では今の感染が再び増加に転じる可能性に触れました。極めて深刻だと思っているんですね。その中、去年の秋に岸田総理が、感染症危機に備えて司令塔機能をつくる、感染症法も改正していくんだと。全面賛成します、命と暮らしを守るためだったら。でも、なぜこれをまとめるのが六月なんですか。
岸田文雄
内閣総理大臣
まず今現在政府としてやるべきことは、厳しい状況をしっかりと把握しながら、このオミクロン株の特性等もしっかりと念頭に置きながら具体的な対応を行っていくことであると思っています。そして、司令塔機能について、なぜ今ではないのかということでありますが、今は具体的な対応が求められていると考えます。今求められている のは組織論ではないということは申し上げております。今の対応、こうした経験もしっかり踏まえながら、これまでの取組をしっかり検証した上で、あるべき司令塔機能、中長期的な課題、次の感染症への対応もしっかり念頭に置きながら充実したものを用意するというのが今の政府の考え方であります。