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使用済み太陽光パネルの適切な撤去処分に向けた取組

2022-02-25 参議院 予算委員会

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伊藤孝江

公明党

ありがとうございます。次に、テーマを変えて、使用済太陽光パネルの処理についてお伺いをいたします。エネルギー政策の中で、太陽光発電はこれから更に重要な柱として期待されます。だからこそ、安定した発電環境を整えると、整えていくということが大事だと考えています。環境省によれば、二〇三八年から二〇五〇年にかけて年間約五十から八十万トンもの大量の太陽光発電用パネルが廃棄物として排出されると見込まれています。このパネルの処分方法としては、大きくは三通りですね、リユースとリサイクルと破砕して埋めるという方法が考えられます。環境省が二〇一九年に調査を行った際に、この使用済パネルのほとんどがリユースやリサイクルと...

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山口壯

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)

伊藤議員にお答えします。太陽光発電については、おっしゃるとおり、二〇一〇年前後からだと思うんですけれども、大量に短期間の間に導入が進んだことで、寿命が二十年から三十年だとしたら、二〇三〇年代後半にパネルが大量に排出されると、本格化するということが見込まれているわけですね。しかも、今現在においても、自然災害あるいは新しいパネルへの張り替えによって一部では既に排出が始まっていると、そういうことを踏まえての御質問だと思います。環境省では、現在の使用済太陽光パネルのリユース、リサイクルに関する取扱状況の把握のために、おっしゃるとおり、二〇一九年から、アンケートでもってリユース業者、それからリサイクルの...