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オミクロン株による医療逼迫の現況と病床数削減の見直し

2022-02-25 参議院 予算委員会

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田村智子

日本共産党

いや、病床逼迫で大阪とか臨時的医療施設だってやらなきゃいけない下で、急性期の病床が百四減っているんですよ、その大阪で。これが地域のニーズですか。地域の医療ニーズなんですか。私たちずっとコロナ危機の下で、止めましょうよと、この病床削減計画は、言い続けても止まらない。来年度も減らしていくということになっていくわけですよね。ここの見直しを本当にやっていかなきゃいけないと思いますよ。医師、看護師の数を抜本的に増やしていく、病院の病床数増やしていく、ゆとりを持って医療が提供できるということをやっていかなかったら感染症への対策はできないわけですから。そういう政策になっていないでしょうということを私たち指摘...

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後藤茂之

厚生労働大臣

地域医療構想自身は、ダウンサイジング、あるいは病床、あっ、統合だとか、そういうことを狙ってやっているわけではなくて、地域の将来の医療ニーズに合わせて、地域の病床機能も含めて、地域の自主的な判断によって医療構想をつくっていくということです。当初、少し減りが大きいかもしれませんけれども、今はコロナの事態もありまして、そちらの作業は事実上は進めていない状況ではあると思います。しかし、そのことは、その目標に向かってしっかりと地域医療をつくっていくということはあくまで必要だというふうに思っておりますけれども、足下、こうした事態のときにそれを併せて無理に進める必要はないというふうに考えております。