森屋隆
立憲民主・社民
立憲・社民共同会派の森屋隆でございます。質問の機会をいただき、ありがとうございます。まず、地域公共交通の現状について大臣の御認識をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
斉藤鉄夫
国土交通大臣
森屋委員から地域公共交通の現状について御質問がございました。元々、人口減少、また災害の多発等々で大変厳しい状況にある上に、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化により、また需要の落ち込み、また燃料コストの増加等でいよいよ厳しくなっていると。どれだけ厳しくなっているかということなんですが、乗り合いバスで申し上げますと、全国二千三百社でございますが、コロナ前の二〇一九年度の営業損益が約千百億円の赤字だったのが、これ自体大変厳しい数字ですが、コロナ後の二〇二〇 年度では三千百億円の赤字。それから、地域鉄道、全国九十五社ですけれども、コロナ前、二〇一九年度約百億円の赤字が二〇二〇年度は約三百六十億円の赤字...