紙智子
日本共産党
ちょっと分かりづらいなと思いながら聞いていたんですけど、要するに、このグラフで見ると経営体ということで、これが伸びていて、期待したんだけれども下がったわけですよね。下がった要因の中には、高齢化で減少してきているということも要因に入っていて、そこに雇われていた人たちが農業に従事しなくなったということだと思うんですよ。つまり、新たな担い手がやっぱり生まれて育っていっていないという状況があると。私は、安倍、菅政権の攻めの農政、TPPなどの自由化でやっぱり競争力を強化しようということで、認定農業者に施策を集中してきたと、それによって多くの中小家族農業を離農に追いやってきたんじゃないかと、攻めの農政とい...
金子原二郎
農林水産大臣
二〇〇五年から二〇一五年までの間 の常雇いを雇い入れた経営体数や常雇い数の増加の原因としては、要因といたしましては、一概に言えませんが、一経営当たりの規模拡大、法人経営体数の増加などが考えられるところであります。二〇一五年以降に減少に転じた理由としては、これらによる常雇いの数等の増加よりも基礎的な、基幹的な農業従事者の高齢化や経営体数自体の減少、機械の導入等による省力技術の、省力化技術の進展等に伴う常雇いの数の減少が大きかったのではないかと考えられます。