横山信一
公明党
ここは自治体任せにするのではなく、国としてどうしていくのかというところをしっかり検討していただきたいということであります。ブルーカーボンについて伺います。公明党では、ブルーカーボン利活用プロジェクトチームを立ち上げ、政府の二〇五〇年カーボンニュートラルを推進しております。ブルーカーボンとは、二〇〇九年のUNEP、国連環境計画の報告書により、藻場、浅場等を吸収源対策の新しい選択肢として提示されたものであります。ブルーカーボンを隔離、貯留する生態系には、藻場、湿地、干潟、マングローブ林が挙げられています。先日、東京湾UMIプロジェクトを視察させてもらい、その自律的な取組にとても感心をいたしました。...
斉藤鉄夫
国土交通大臣
横山委員にお答え申し上げます。藻場や 干潟に生息する海洋生物が取り込むCO2、これをブルーカーボンといいますけれども、これをCO2削減に生かしていくということは、海洋、日本、海に囲まれた日本にとっては大変重要なCO2削減策だと思います。委員御指摘のオフセット制度、そこにお金を出すことによって、そこで減ったCO2を自分のものにするというオフセット制度、森林などでは既に実行されておりますが、このブルーカーボンでは実行されておりません。そこで、今、横山委員御視察をいただきました、令和二年七月に国土交通省が設立を認可した技術研究組合を通じて、横浜港等においてNPOと企業との間でCO2吸収量のクレジット取...