森ゆうこ
立憲民主・社民
意味が分かりません。いや、物価上昇政策、ずっとこの異常な金融緩和ですよ。十年目になると思います。じゃ、アベノミクスはいつまでたっても道半ばと、いつまでたっても道半ば、そのうちにみんなに恩恵があるよと。まずはお金持ちがもうかって、大企業がもうかって、そのうちに地方にも庶民にも恩恵があるよと言ってから、もう十年ですよ。総理に伺いたいんですけれども、今、ゴールまでどれぐらいなんでしょうか。
岸田文雄
内閣総理大臣
アベノミクスについては、日銀、政府、共同する形で、デフレからの脱却を目指して努力を続けているということであります。そして、分配が進まなかった、このことについては、このトリクルダウンが起こるという言われ方もしていましたが、やはり競争や市場に任せる だけではこうした分配は実現できないということから、市場や競争に過度に依存するのではなくして、人への分配、あるいは気候変動を始めとする社会課題に対する民間の投資の集中、こうした好循環につながるような分配を是非官と民で協働して行おうではないか、これが新しい資本主義の基本的な考え方です。是非、この好循環を実現するためにも、分配、大変重要なことであります。しかし...