田村智子
日本共産党
グラフを示します。(資料提示)研究力を何で測るかは単純ではないんですけれども、総理も言われた論文数、これ指標の一つとされています。中国や韓国は九〇年代後半から急速な伸び、アメリカはもはやグラフに入り切りません。ドイツ、イギリスも右肩上がり。ところが、日本は九〇年代にぐっと伸びた後、驚いたことに、二〇〇〇年代の半ばから減少に一時期転じるんです。その後もこの低迷状態から抜け出せていません。どこに原因があるのかを更に見てみたいと思います。次の資料です。論文数が劇的に減少に転じたのが国立大学なんです。一九九八年から二〇〇三年の五年間は日本全体の論文数の伸びを支えていた、ところが、二〇〇三年以降の五年間...
小林鷹之
内閣府特命担当大臣(科学技術政策・宇宙政策)