山田俊男
自由民主党・国民の声
農業高校の現場からは、実習に使う機械が古いと、園芸施設ももう半分使えないと、古くなってですね、という声が本当に多く出ているんですよ。もう農業現場では使っていないような農業機械で実習していたのでは十分な学習ができているとは言えないし、それから学生諸君も魅力を持てないというふうに思うんですね。農業高校への農業機械導入をしっかり支援することが必要ですし、また、農業機械メーカーに協力してもらって授業や実習を行っていくことも重要です。農業高校生の学びの環境を私はもう徹底して充実していくべきじゃないかというふうに思います。そうなると、農業高校の予算は県が基本とはいえ、農林水産省もしっかり支援していくべきで...
金子原二郎
農林水産大臣
お答えいたしますが、 農業高校の生徒がスマート農業機械などの最新の農業機械を含めまして研修に必要な農業機械や設備を用いて実践的な実習を行える環境を整えることが重要であると考えておりまして、このため、農林水産省におきましては、令和四年度の予算において、農業高校に対して、農業高校の生徒が機械の操作方法等の技術をしっかり習得できるよう、研修用の農業機械、設備の導入を支援するとともに、農業機械メーカーの技術者などの外部の専門人材を活用した出前授業の支援も行っているところであります。引き続き、農業高校の生徒が意欲を持って技術を学ぶことができるよう、教育環境の充実を今後とも図ってまいりたいと思います。