宮崎勝
公明党
ありがとうございます。今御答弁いただいたとおり、更なる取組をお願いしたいんですが、不育症は、適切な検査と治療を行うことで最終的には子供を授かる可能性が高い疾患も多数あると伺っております。ただ、患者団体に寄せられた様々な声をお聞きしますと、例えば、医師に不育症についての知識が足りていないとか、あるいは検査費や治療費、保険適用になってもなかなか、いろんな検査とか治療がありますので、その高額なお金を払うことができないであるとか、あるいは不育症そのものに対する知識が少ない、知らない人が多いといった声も伺っております。子供を授かりたいと考えている方々の希望を実現するためにも、不育症について社会に広く周知...
後藤茂之
厚生労働大臣
不育症の原因となる疾病に対する検査や治 療のうちに有効性、安全性等が確立しているものは保険給付の対象であり、まずは医療機関に受診していただくことが重要になります。このため、不育症に対する普及啓発を行いまして、家族や勤め先の理解が得られ、治療を受けやすい環境をつくっていくことが必要だと考えます。厚生労働省では、令和三年度に引き続きまして令和四年度においても、不妊症、不育症に関する全国フォーラムの開催、広報の実施などの取組を行っております。引き続き、子供を持ちたいという方々の気持ちに寄り添い、その切実な願いに応えるために不育症の方に対する支援に努めてまいりたいと考えております。