大塚耕平
国民民主党・新緑風会
ありがとうございました。参考になりました。最後に、土山参考人にも二つお伺いしたいんですが、今日の御意見の基本的な骨格は、相当自治体というのは、リソースも限られてきていて逼迫している中で様々な課題があるという、こういうトーンのお話だったと思うんですが、実は、先週たまたま、国会の別の調査会で、滋賀県のノス市の市民部の女性の次長さんが参考人でおいで、あっ、野洲市ですね、失礼しました、野洲市の次長さんがおいでになりまして、どうやって工夫したら市民サービスをよくできるかという観点でいろいろお話を聞かせてくださいました。要は、平たく申し上げれば、市役所の中で縦割りを排して協力し合えば大変すばらしいサービス...
土山希美枝
法政大学法学部教授
御質問ありがと うございます。まず、良き事例とその方向性ということですけれども、それはやっぱり、一つ一つを取り上げれば、例えば総合計画ですと岐阜県多治見市ですとか、それから、人件費も案分された事業別予算、決算ですと兵庫県の川西市さんですとか、また、例えば市民との連携ということでいえば日本版SIBを入れた東近江市さんとか、いろいろあるわけですね。私が申し上げなかった様々なところに様々な取組があるだろうと。ただ、全方位的に、例えば野洲市の話もありましたけれども、全方位的にそれが自治体の文化や前提を変えたというところよりも、やっぱりそれぞれの分野や対象領域でいろんな取組が展開されているというふうに見た...