清水貴之
日本維新の会
そして、ここで考えなければいけないのが、島民、元島民の皆様方への対応といいますか、お気持ちだというふうに思います。これまで長い年月を掛けてやっとここに来て、ビザなし交流だ、自由訪問だ、墓参、お墓参りができるようになったりとかですね、交流を深めていって、その先には、やはり自分たちが生まれ育った場所が返ってくるというその願いを込めてこういう活動をされてこられているわけですね。交流は、コロナでここ二年ぐらいは止まってしまっていたところがありますが、やっとここに来てまた再開できるんじゃないかと思っていた矢先のこういったロシア側の対応。元島民の皆様、大体平均年齢もう八十歳台半ばぐらいになられるということ...
林芳正
外務大臣
日本政府といたしまして、領土問題を解 決して平和条約を締結すると、この対ロ外交の基本方針は不変であるわけでございます。そして、私もこの間、テレビでこの元島民の皆様のインタビュー拝見して、本当に胸が締め付けられるような思いでございました。御高齢に、今お話のありました御高齢になられた元島民の方々の思い、これ何とか応えたいという考えに変わりはないわけでございますが、現在、この平和条約締結、また北方墓参の実現に向けた今後の対応について、この時点で申し上げるべき状況にはないというふうに考えております。