勝部賢志
立憲民主・社民
貧困によって、子供たちはまず食事が取れないことがあります。コロナで学校がなくなって昼の食事が食べられない、学校の給食がないものですからそういう子供たちが大変増えました。つまり、健康に発育することがそがれる可能性があるということです。それから、学ぶ機会を奪われる、あるいは自ら諦める、人生の選択肢を狭めてしまう、これは取り返しがつかないことでもあると私は思っています。それから、生きる力あるいは生きた学力、その発達段階に応じてやはり付けなければならない力あると思うんですが、それが、それを身に付けるチャンスが失われている、奪われているということなんだと思うんですね。もう一つお聞きしますが、これはどの省...
岸本武史
厚生労働省子ども家庭局児童虐待防止等総合対策室長
お答えいたします。昨年度、中学二年生と高校二年生の子供本人を対象といたしまして、全国規模のヤングケアラーの実態調査を実施をいたしました。それによりますと、世話をしている家族がいると回答されたのが、中学二年生で五・七%、高校二年生で四・一%であったなどの実態が明らかになったところでございます。また、沖縄県に関しましては、今申し上げました国の実態調査とは別に、令和三年度に今御指摘されました教職員に対して行われた実態調査があるというふうに承知をしてございます。十二万七千人の児童生徒の実態としまして、ヤングケアラーと思われる方が千人強、〇・八六%いらっしゃった、こういう結果が出ているものと承知をしてお...