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核兵器の人道的影響に関する国際会議において我が国が被爆の実相から発信することで貢献すべきとの考えに対する岸田総理の認識

2022-04-28 参議院 内閣委員会

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浜田昌良

公明党

まさに、核の使用や威嚇の閾値が下がっていると。この言わば核使用を前提とするような第三の核時代におきまして、一九四五年の広島、長崎の原爆投下から七十七年の核の不使用の歴史をいかに延長させていくか、これが新冷戦の喫緊の課題でございます。この点については、短期的対応、中長期的対応、あると思います。順番変えまして問い三の方からお聞きしますが、短期的には、この六月二十日にウィーンで第四回の核の非人道性国際会議が開かれます。とても重要と思っています。過去の三回も日本は積極的貢献をしました。つまり、今は戦術的に、売り言葉に買い言葉的に核の威嚇がなっていると。そうではなくて、むしろ、一旦本当に核が使われたらど...

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岸田文雄

内閣総理大臣

現下のウクライナ情勢は、改めて核兵器のない世界への道のりの厳しさを私たちに示していると思っています。私も被爆地出身の総理大臣として、核兵器のない世界に向けてこれからも全力を尽くしていきたいと考えております。そして、委員御指摘の核兵器の人道的影響に関する国際会議については、議題を含む詳細情報についていまだ明らかになっておりませんが、過去に同様の会議に参加した実績があります。それも踏まえて対応を検討していきたいと思っております。いずれにせよ、被爆の実相に関する正確な認識を持つということ、これは、核軍縮あるいは核兵器のない世界を目指すに当たって、これは取組の原点であると認識をいたします。唯一の戦争被...