山谷えり子
自由民主党・国民の声
十月からどうなるのか、現場を回ると不安の声が上がっております。形は違っても継続するということで考えていいわけですね。また、一時預かり、延長保育、子育て支援拠点の担当者など、働き方によって不公平が生じている現実もあります。現場の皆さん、大変な御努力の中でお働きでございますので、目配りをよろしくお願いいたします。また、幼児教育の質を支える幼稚園教諭、保育士、力量のある幼稚園教諭等を確保するためにも、更なる処遇改善、そしてまた配置基準の改善などをどう考えていますか。
赤池誠章
内閣府副大臣
山谷委員にお答えをいたします。委員御指摘のとおり、教育、保育の質の向上には幼稚園教諭や保育士の確保や研修機会の充実などによる資質の向上が重要であり、そのために も更なる処遇改善や職員配置の改善に取り組む必要があると考えております。現状、保育士や幼稚園教諭等の給与が他の職種に比べて低い状況にあり、その人材確保に向けて処遇改善に取り組む必要があることから、これまで、平成二十五年度以降の累次の改善による月額四万四千円に加え、平成二十九年度からは技能、経験に応じた月額最大四万円の処遇改善を実施してきたところでございます。これらに加え、先ほど参考人から答弁があったとおり、昨年の経済対策に基づき、成長と分配...