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児童の権利に関する条約についての教員の認知度向上のため教職課程における扱いを改善させる必要性

2022-06-02 参議院 内閣委員会

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礒崎哲史

国民民主党・新緑風会

そうですね。あとは、尊重はしていただけるんですけど、どこまで取り込んでもらえるのかということが一番のポイントになるんだというふうに思います。このこども家庭審議会は、やはり、こどもまんなか社会というものをしっかりと意識をして、子供の意見をしっかりと踏まえた上で、様々な考えをまとめていただけるところだと思いますので、逆に言えば、ここの審議会でまとまった内容が採用されていかないとすると、それは子供の考えが配慮されていないということに私はつながると思いますので、ここがどれだけの権限を持って発言ができるのか、そして、それの実現に向けて、その際、そのときの担当大臣がどれだけ活躍していただけるのかということ...

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出倉功一

文部科学省大臣官房審議官

お答えいたします。大学における教職課程は、教師としての最低限必要な知識及び技能を学ぶこと、それを各教科の専門的事項や指導法、道徳の指導法や生徒指導など学ぶべき内容は広範多岐にわたっていること、それから各大学の自主性、自律性を生かした教育が求められることなどから、この制度上、特定の課題について一律に学ぶ、必ず学ぶ構成にはなっておりません。ただ、委員から御指摘のありましたこの児童の権利に関する条約は、児童の人権の尊重及び確保の観点から必要となる詳細かつ具体的な事項を規定したものでございますので、同条約にのっとった児童の権利について教師を目指す学生が理解を深めること、これは重要であるというふうに考え...