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海底ケーブルが損壊した場合における具体的な対応状況

2022-02-09 参議院 国際経済・外交に関する調査会

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柳ヶ瀬裕文

日本維新の会

日本維新の会の柳ヶ瀬裕文でございます。お三方、大変貴重な、興味深く話を聞かせていただきました。まず最初に、石井参考人にお伺いしたいというふうに思います。海底ケーブルがインフラとして重要だということはよく分かりました。その上で、この前トンガで海底噴火があってこれが切断されたということが大きな話題になりましたけれども、こういった損壊、損壊の事例が幾つか出していただきました、意図的なものも含めてありましたけれども、こういった損壊がもうどれくらいの頻度で今現状起こっているのかということについて何かお知りであればお聞かせいただきたいということと、その損壊したときに、それを原状復旧するのにどれくらいの期間...

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石井由梨佳

防衛大学校准教授

ありがとうございます。済みません、全世界で年間何件損壊しているのかというその数字はちょっと今手元に持っておりません。申し訳ありません。損壊した場合に原状復旧にどのくらい掛かるのかということですけれども、これもケース・バイ・ケースだと認識しています。基本的にはその事業者がすぐに船を出して復旧作業をするということですけれども、その地形であったりとか、あるいはその損壊の程度によって当然ながら期間も異なってくるということです。場合によっては何週間か通信が止まってしまうということもあるということであります。トンガの場合は特にケーブルが一ラインしかなかったということで、一時期は通信ができないという状況が発...