川合孝典
国民民主党・新緑風会
国民民主党の川合孝典です。まず、本日は最初に、前回、三月十六日の法務委員会の質疑の中で指摘をさせていただきました刑事施設における収容者のワクチン接種の対応状況について確認をさせていただきたいと思います。前回、三月十六日の質疑において、刑事収容施設における収容者のワクチン接種にばらつきがある、また大変遅れているということについて指摘をさせていただきましたところ、古川大臣の方から、ワクチン接種の今後の推進の取組に関して自治体と調整を綿密に進めるよう指示をするといった趣旨の御答弁をいただいております。その後のこのワクチン、刑事収容施設収容者のワクチン接種の対応状況について確認をさせてください。
佐伯紀男
法務省矯正局長
お答えいたします。刑事施設に おける被収容者のワクチン接種の推進のための対応につきましては前回お答えさせていただいたとおりでございますが、前回の答弁後も引き続き各刑事施設におきましてワクチン接種を進めております。令和四年二月末現在の刑事施設被収容者数、これ速報値で四万三千九百八人でございますが、この二月末までに二回目の接種を終えた人は二万六千百七十七人でございまして、前回お答えした一月末現在と単純に比較しますと、二回目の接種を終えている人は千二百十四名増加している状況でございます。引き続き、刑事施設におけるワクチン接種を希望する被収容者が速やかに接種を受けられるよう、関係機関、関係自治体との連携...