高良鉄美
沖縄の風
沖縄の風の高良鉄美です。家族の法制に関する世論調査について伺います。三月二十九日の法務委員会で家族の法制に関する世論調査の設問の問題点を指摘しましたが、この調査結果を見ると今後の議論の参考になる点も多くありますので、本日は調査結果について法務省に伺います。選択的夫婦別姓制度に関する問題は、人権の問題であり、男女平等を実現するために非常に重要な問題です。そして、これから結婚しようとする若い人たちの声をしっかり受け止める必要があると思います。そこで、選択的夫婦別姓制度の賛否を問う設問における女性の十八歳から二十九歳まで、そして三十歳代、四十歳代の回答割合をそれぞれ教えてください。
金子修
法務省民事局長
お答えいたします。御指摘の設問において、女性の十八歳か ら二十九歳までにつきましては、夫婦同姓制度を維持した方がよいという方が一〇・四%、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよいという方が四三・三%、選択的夫婦別姓制度を導入した方がよいという方が四五・七%。女性の三十歳代につきましては、夫婦同姓制度を維持した方がよいという方が一一・七%、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよいという方が四五・三%、選択的夫婦別姓制度を導入した方がよいという方が四二・五%です。女性の四十歳代につきましては、夫婦同姓制度を維持した方がよいという方が一三・一%、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよ...