井上哲士
日本共産党
このプログラムは事態解決まで凍結をして、現在実施中のものも中止をするように求めるものであります。続いて、ミャンマー国軍から留学生の受入れについてお聞きします。昨年質問した際は、二〇一五年以降の延べ受入れ人数が三十人で、その質問の時点では防衛大学校で受け入れている六人のみとの答弁でありました。しかし、直近の資料をいただきますと、現在は防衛大学校に八人、陸自教育訓練研究本部に一人、空自幹部学校に一人の十人が在籍をしている。つまり、昨年の質問以来、つまり軍事クーデター以降に新たに四人を留学生として受け入れたことになるんですね。これによってミャンマーからの留学生に支給されている給付金の合計がどうなるか...
川崎方啓
防衛省人事教育局長
お答えいたします。防衛省・ 自衛隊におきましては、自衛隊法の規定に基づいて、平成二十七年からミャンマー人の留学生を防衛大学校や各自衛隊の教育機関等に受け入れております。令和三年度におきましては、防衛大学校に二名、陸上自衛隊教育訓練研究本部及び航空自衛隊幹部学校にそれぞれ一名、計四名のミャンマー人留学生を受け入れており、現時点ではミャンマー人留学生は計十名となっております。ミャンマーを含む開発途上国からの留学生に対しては、自衛隊法の規定に基づき、教育期間中に必要となる学習、生活費用の不足を補うための給付金を支給しておりまして、このうちミャンマー人留学生に対する給付金につきましては、支給を開始した平...