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1月の日米安全保障協議委員会共同発表における「日米の施設の共同使用を増加させることにコミットした」の意味

2022-03-16 参議院 外交防衛委員会

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伊波洋一

沖縄の風

一月七日の2プラス2、日米安全保障協議委員会では、「閣僚はまた、日本の南西諸島を含めた地域における自衛隊の態勢強化の取組を含め、日米の施設の共同使用を増加させることにコミットした。」と書かれています。これは、米軍が自衛隊駐屯地を使用する場合と、逆に自衛隊が米軍基地を使う場合の二通りが想定されているという理解で間違いありませんか。

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大和太郎

防衛省防衛政策局次長

お答え申し上げます。施設・区域の共同使用は、運用に関わる、より緊密な日米間の調整、相互運用性の拡大などの観点から、充実すべき日米協力分野の一つであると考えており、これまでも様々な検討を行ってきており、具体的な取組も進展しております。御指摘の本年一月の日米2プラス2共同発表の記載については、個別具体的な案件を前提としたものではありませんが、日米の施設の共同使用とあるように、米軍による自衛隊施設の共同使用及び自衛隊による米軍施設の共同使用の双方が想定されるところであります。