和田政宗
自由民主党・国民の声
これも研究をしていただければというふうに思うんですが、補助機関の創設につきましては、これ国連憲章をしっかり直していくことが必要なのか。必要であるならば、またそのほかの方法ということも、国連憲章の改正によらないということも考えていかなくてはならないというふうに思っております。この国連憲章の改正というのは、まさに安保理の常任理事国が反対をするとできない、全ての五国の同意が必要だということが前提でありますので、ただ、もうその部分が、私はもうロシアのウクライナ侵略によって機能していないというふうに思っておりますので、日本がこれもリーダーシップを取って、しっかりと国連改革というものを取り組んでいかなくて...
林芳正
外務大臣
この国連における意思決定が効 果的に機能するための枠組みの必要性というものはまさに検討されるべき課題だと考えますが、まずは今ある国連の改革が重要であると考えております。この観点から、安保理常任理事国が拒否権を行使する場合にその説明を求める国連総会の会合、これを開催すること等を主な内容とする国連総会決議がコンセンサスで採択をされたということは歓迎すべきことであると考えております。この決議は、ロシアの暴挙によって浮き彫りとなった拒否権の問題の一定の手当てとなり得ると受け止めております。また、拒否権行使は一般に最大限自制されるべきとの政府の問題意識にも合致をいたします。このため、岸田総理の指示により共...