音喜多駿
日本維新の会
GPAはこの締結国同士で協定を守るということなんですね。ただ一方で、これ非締結国を自国の政府調達市場から排除することは禁止されていないですけれども、実際には多くのGPA締結国は自国の政府調達市場を非締結国にも開放していると、こうしたやり取りは事前のレクチャーでもさせていただいたところであります。現在、我が国も政府調達市場を開放しているところでありますけれども、この運用の仕方が昨今の国際情勢及び経済安全保障という喫緊の課題にややそぐわないやり方になってきているのではないかということを危惧するところです。特に、今般話題になっているエネルギー安全保障の重要性、今回のウクライナ危機を踏まえると、更に踏...
松山泰浩
資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申 し上げます。これは、政府、自治体の調達に係る分野に限るものではございませんけれども、エネルギー、とりわけ電力分野に関しまして、経済安全保障の観点からも、国民生活と経済活動にとって不可欠である電力の安定供給が確保されることは何よりも重要なことだと考えてございます。東日本大震災後、電力システム改革が進展してございまして、小売部門、発電部門等への参入は登録制、届出制とされておるわけでございますが、これは法令の遵守を前提でございますけれども、外国企業も含めて自由な参入が認められておるわけでございますが、そのこと自体が原因となって電力の安定供給に支障が生じるような事態は発生していないと、このよう...