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韓国の調査船による我が国EEZ内での海洋調査に毅然とした対応を行う必要性

2022-06-02 参議院 外交防衛委員会

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音喜多駿

日本維新の会

日本維新の会の音喜多駿です。初めに、政府と大臣の東アジアの外交の姿勢についてお伺いしたいと思います。今週に入り、再び韓国の調査船が我が国固有の領土である竹島周辺のEEZ内で海洋調査を行ったことが明らかになりました。前回の本委員会でも取り上げましたが、五月の九日にも韓国の調査船が竹島周辺を航行し、調査の形跡が見られるという事象がございました。その際、私、この本委員会で実態把握にしっかりと取り組むべきであるということを指摘させていただいたものの、これ当時、外務大臣は簡単に当該船舶が海洋調査を行っているとの判断には至らなかったと結論付けてしまい、大臣もこの場で答弁をされてしまっています。そして、今週...

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鈴木貴子

外務副大臣

今、音喜多委員より御指摘がありましたように、五月の二十八日から三十日にかけまして、哨戒中の海上保安庁の巡視船が、竹島北方の我が国の排他的経済水域におきまして韓国の国立海洋調査院所属の調査船ヘヤン2000がワイヤーのようなものを引きながら航行していることをまず確認をいたしたところであります。そして、この事案におきましては、まず、韓国側とのやり取り及び現場における情報収集に基づき、政府全体としての分析などを踏まえまして、この当該調査船が我が国のEEZ内において我が国の事前の同意なく海洋の科学的調査を実施している疑いが高いと判断をし、韓国側に対して抗議と中止の要求を行い、そしてまた、それを対外公表も...