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国際開発協会が低所得国に対し債務救済を行う一方で贈与だけではなく融資を行う理由

2022-03-29 参議院 財政金融委員会

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浅田均

日本維新の会

ありがとうございます。それで、ODAって昔一番多かったときは一兆円を超えていて、もうそれが五千億円ぐらいになってしまって、積極的平和外交と言うなら、こういうところにこそもっとお金を投じるべきだと私どもは考えております。で、そのODAの部分が、DACを通じてODA出していると、その部分が減ってしまったけれども、例えばこの国際開発協会、IDAなんかを通じて増資協力をしているということは、減った分それである意味相殺できるというような考え方もあるんで、ただ、我が国、日本が積極的平和外交をやっていると、アフリカへまず行って、まず案内されるのが、これJICAの無償協力によってこんなのできましたとか案内して...

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三村淳

財務省国際局長

お答え申し上げます。まず、途上国に対する支援に譲許的資金によりますものと非譲許的資金によるもの、この二つに分けられるということでございます。その上で、譲許的資金とは何かということでございますが、先ほど委員からも言及ございましたOECDの方で国際的なルールといいますか計算式を定めてございまして、この計算式に従いまして、我々が供与しますその金利ですとか償還期間ですとか、こういった供与条件が通常民間から資金調達を行う場合に比べてその支援を受ける側にとってどれぐらい有利かと。一定以上有利であれば、これグラントエレメントという技術的には申しますけれども、このグラントエレメントが一定以上譲許性が高ければ世...