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国際開発協会の第20次増資における中国の出資額の対GDP比率に対する財務省の見解

2022-03-29 参議院 財政金融委員会

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浜田聡

みんなの党

詳細な御説明ありがとうございます。今回の増資の計画とその枠組みづくりなどを日本が担ったと承知をしております。国際社会の中で日本の存在感を今後もより一層高めていけるよう、国際局のますますの御活躍を期待しております。引き続き、法案と関連して質問させていただきますと、今回のIDAの増資というのは第二十次の増資でございます。過去の増資において主要国の負担比率をちょっとここで注目してみたいと思います。例えば、前回、第十九次の増資時、主要国の負担比率見てみますと、筆頭は英国で一二%、続いて日本が一〇%、アメリカが九・三一、ドイツが五・六二、フランス五・〇六、中国が三・七二%、カナダが三・四五%など続いてい...

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三村淳

財務省国際局長

お答え申し上げます。まず初めに、このIDAのそれぞれの拠出、どういう形で決まるのかということでございますけれども、IDAの場合には特に経済規模等々に基づいてあらかじめ割り当てられる比率というものがあるわけではございませんで、各国が任意にそういう意味では出資額を決定できる、そういう機関でございます。したがって、実態としては各国がそれぞれその全体の増資規模の中で、それぞれ自分の国の過去の出資の実績等も勘案しながら貢献額を決めるというのが一般的であろうと思います。その上で、ちょっとお尋ねの中国の出資比率がなぜ相対的に少ないのかといったこと、これ、他国のことでございますので、ちょっと日本政府としてお答...