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四半期報告書の見直しに対する金融担当大臣の見解

2022-04-26 参議院 財政金融委員会

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大塚耕平

国民民主党・新緑風会

何を申し上げたいかというのはある程度伝わっているということを期待したいんですけれども。政策科学というか、公共政策の分野でティンバーゲンの定理というのがありまして、一つの政策目的には一つの政策手段しか対応しない、つまり一対一対応ということを言っているんですけれども、このディスクロージャーの話は、これ投資家に対する説明責任を高めるという文脈で導入されたわけですね。経営が近視眼的、短期的でないようにするというその政策目的には、それはもう別のアプローチもあるわけで、それを実現するために、投資家に対しての情報公開度を高めるというこのディスクロージャー制度を逆戻りさせるというのは、これは目的と手段の選択を...

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鈴木俊一

財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

四半期開示とこの一本化の話につきましては、先ほど来局長の方からお話ございますように、そのスケジュールで進めていくわけでございますが、大塚先生御指摘のように、これを議論する過程におきまして、四半期開示と短期主義の関係が指摘をされました。経営が短期主義になるのではないか、それから経営の短期主義とはさほど関係がないのではないかという様々な議論があったわけでございますけれども、一本化することについて、行うわけでありますけれども、投資家側からは、この投資判断に必要な開示情報が減ることがないようよく検討してほしいという、そういうような御指摘もあったと聞いております。金融審議会では、四半期決算短信への一本化...