大塚耕平
国民民主党・新緑風会
国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。今日は、四半期報告書の開示の見直しについてちょっとお伺いをしたいと思います。これ、金融機関の自身の経営にも関わりますし、金融機関の与信先の経営にも関わる問題でありまして、報道によると、四半期報告書は廃止をして決算短信に一本化する方向というふうに報じられておりまして、今金融審でまさしく議論している最中で、来月、多分取りまとめが行われるということなんですが、現状どんな方向かということを、それこそ開示できる範囲で、ちょっとこの段階でお示しをいただきたいと思います。
古澤知之
金融庁企画市場局長
お答え申し上げます。御指摘いただきました四半期開示でございますけれども、金融審議会のディスクローワーキンググルー プ、作業部会の方で議論を重ねてございます。四半期開示につきましては、法令上の四半期報告書と取引所規則に基づきます四半期決算短信というものは重複して開示されているということで、コスト削減の観点から見直すべきという御意見をいただいたところでございます。これを踏まえまして、先週四月十四日、あっ、十八日でございますが、金融審議会の作業部会におきまして、四半期報告書を廃止し四半期決算短信に一本化するという方針を事務局の資料で示させていただいて、委員からおおむね賛同をいただいたという状況でござい...