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現在の物価高騰や円安進行等の状況下で令和4年度補正予算を編成することの意義

2022-05-24 参議院 財政金融委員会

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杉久武

公明党

非常に大事な部分だと思いますので、引き続きこの点についても継続して触れていきたいと思います。次に、補正予算について少し触れたいと思います。岸田内閣では、先月、石油元売会社への補助金や低所得の子育て世帯に対する給付金などを盛り込みました、物価高騰を踏まえた総合緊急対策を決定いたしまして、その実行のため、まずは今年度の予備費から支出することとの対処の、との方針でございましたが、先週十七日には我が党が一貫して強く主張してまいりました補正予算が新たに閣議決定をされまして、いよいよ明日から国会での審議が始まろうとしているところでございます。私も、四月の本委員会におきまして、補正予算の編成について鈴木大臣...

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鈴木俊一

財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

現在、日本経済は、新型コロナの影響が依然として続いている中、ウクライナ情勢等によりまして原油や穀物の国際価格が高い水準で推移していることを受け、コロナ禍からの経済社会活動の回復の足取り、これが大きく阻害されかねない状況であります。こうした状況を踏まえまして、四月二十六日に総合緊急対策が取りまとめられ、その中では、先生からも今御指摘ございましたが、新たな財源措置を伴うものについてはまず一般予備費、コロナ予備費を活用して迅速に対応し、その上で、今後の災害、新型コロナの再拡大や原油価格、物価の高騰等による予期せぬ財政需要に迅速に対応し、国民の安心を確保するため、予備費の計上及び六月以降の燃油価格の激...