浜田聡
みんなの党
こういうのはすごくタイミングが重要だと思うわけでございます。言い方が悪いかもしれませんが、防衛省一丸となって予算を分捕ってくるぐらいの気合がほしいかなと思っております。その意気込みは先ほどの答弁で感じられました。次に、防衛と関連する科学技術予算の所管に関する話をしたいと思います。二〇二〇年四月の日経新聞にあった記事なんですが、国家安全保障局次長であった兼原信克さんという方が、日本政府の研究予算四兆円のうち、防衛省に割り当てられる予算が千三百億円にすぎないことを問題視しております。私も同様の意見でありまして、四兆円の科学技術予算が安全保障分野とはほぼ完全に切り離されているのは問題ではないかと思う...
堀江和宏
防衛装備庁技術戦略部長
お答え申し上げます。量子 技術あるいはAIといった急速に進展する民生の先端技術が将来の戦闘様相を一変させ得ると考えられておるところでございます。こうした中、将来にわたりまして我が国の防衛を全うする観点から、防衛省といたしましては、令和四年度予算におきましては契約ベースで二千九百十一億円の研究開発費を計上しておりますが、こうした防衛省の取組のみならず、政府において推進しております研究開発事業の成果、これを防衛分野で活用していくことが重要だと考えております。こうした考えの下、内閣府を始めといたします科学技術の関係府省とは、科学技術政策に関する戦略文書の策定、見直し等への参画、定期的な意見交換や個別プ...