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政治主導による教育改革とその後の見直しに対する各参考人の所見

2022-04-28 参議院 文教科学委員会

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片山大介

日本維新の会

ありがとうございます。それで、この教員免許更新制の発展的解消について言うと、これ政治主導で決められたものですよね、十三年前か。政治主導で決まったけど、後に、一旦決まったけどやっぱり現場の反発を受けて見直されるって、教育改革、結構多いですよね、大学入試改革もそうだったですけれども。なぜこういうのが繰り返されるのかとか、ちょっとそこら辺は、その専門家の皆さんとして、今後その教育行政を行っていく、それ我々国会でも審議を経ていくんですけれども、その制度変えていくときにはやっぱりどうあるべきなのかというふうに思いますでしょうか。それぞれ、また三人からお伺いしたいと思います。

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池田賢市

中央大学文学部教授

じゃ、珍しく私から。そうですね、どんな制度も、やっぱりつくるときには想定していなかったものって、それは出てきますよね、運用していくうちに。やっぱり、現場の話をきちっと聞くとか、審議していく中で、本当にその当事者になる人たちが一体何を困っているのかとか、そこをきちっと、その法案を作っていくとか政策をつくっていく初期の段階からしっかりと組み込んでいくということが必要なのではないかなと思っています。特に、教育に関することで一番影響力受けるのは子供ですので、子供とか保護者ですので、子供の声を聞くということが多分一番で、その次は親とか学校の先生とかという直接的に関わる人たちが一体何に困っているのかという...