片山大介
日本維新の会
ありがとうございました。じゃ、続いては上鹿渡先生にお伺いをしたいんですが、資料でいうと七ページのところなんですけど、子供への虐待の対応で、その発見や介入の前にはやっぱり市町村がちょっといろいろ見て、それから実際に介入することによって家庭から離れたら、その県や施設や里親になっていくと。確かに、私もこれまでいろいろこういう話を聞いてきて、この連携が、市町村とこの県、施設、里親の連携が取れていない、こういう問題いっぱい聞いてきたというか見てきましたけど、ここの連携をもっと強化するにはどうしたらいいのかというお考えありますでしょうか。
上鹿渡和宏
早稲田大学人間科学学術院教授・社会的養育研究所所長
済みません、最後まで慣れなくて。ここは、これも来年度きちんと 改善していこうという兆しは見えていまして、市町村の方にこういった権限を持たせる、しっかりやれるように、予防をしてくださいと言いつつ、権限もないしサービスもないような状況でそのままになっていたところが、そういったことをしようという方向になってきましたので、そこをしっかりまた制度としてつくっていただくというのがまず一つかと思います。具体的な動きとして、さっき、済みません、今日何度も出してもいただいているこの里親ショートステイというのが、今後、本当にこれつなぐものだなというふうに思っているんですよね。これ、県にとっても市町村にとってもつくり...