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小学校高学年における教科担任制導入の利点と課題

2022-05-12 参議院 文教科学委員会

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片山大介

日本維新の会

日本維新の会の片山大介です。私は、今日は教科担任制について聞きたいと思っています。教科担任制というのは、一人の教員が特定の教科を受け持って複数の学級で教えていくというもの。今年度、この四月から、あれなんですよね、小学校の高学年、五、六年生を対象に本格的な導入が一応始まったことになっているわけですよね。まず、具体的には外国語、理科、算数、体育の四教科なんですけれども、さあ、まず、これの導入することの利点それから課題、併せてお伺いしたいと思います。

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末松信介

文部科学大臣

片山先生にお答えを申し上げます。小学校高学年におけます教科担任制でございますが、新たな時代に向けた学びとして必要なSTEAM教育等のため、早期から専門的な教科指導の実施であるとか、もう一つは、学校における働き方改革の観点から重要な取組と認識をいたしてございます。この教科担任制につきましては、教材研究の進化等による授業の質の向上、特に私は、小学校五年、六年、英語が入ってきましたけれども、ここに、評価項目になる、評価されるわけですよ。そういう点で、多少今、学校現場の方では重きを置いているなという点もございます。そういう点で、授業の質の向上という点。二つ目は、小中学校の、やっぱり小中学校間の円滑な接...