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財政法を改正し、教育や科学技術を使い道とする教育国債を新たに認める必要性

2022-05-17 参議院 文教科学委員会

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伊藤孝恵

国民民主党・新緑風会

国民民主党・新緑風会の伊藤孝恵です。質疑に入るに際して、大臣の御所見、御見解、伺いたいと思います。この大学ファンドの予算の一部、六千百十一億円は建設国債で賄われております。しかも、これ令和三年度補正です。当初予算ではないところに課題の本質があるし、建設国債は、言わずもがな、対象を道路や橋などのインフラ、物的資産を得るためのものです。戦後の経済復興を目的として、一九六六年から現在に至るまで発行をされております。大学ファンドは道路でも橋でもありません。一体どういった整理をされているのか。また、そんなことするくらいなら財政法を改正して、使い道を堂々と教育や科学技術としたなどといった教育国債を新たに認...

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末松信介

文部科学大臣

伊藤先生にお答え申し上げます。大学ファンドに対する令和三年度第三次補正予算におきまして、出資金であり、財政法第四条に基づきまして建設国債発行対象経費として、この建設国債を財源としていると承知をいたしてございます、ファンドにつきまして。一方で、教育、そうですね。それで、第四条に書いてありますのは、ここですね、これですね、国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入をもってその財源としなければならない、ただし、公共事業費、出資金、ここに出資金入っているんですけれども、出資金及び貸付金の財源については国会の議決を経た金額の範囲内で公債発行し、また借入金をなすことができるということでありまして、玉木先生から一...