Clips|国会を、おもしろく。
header
screenshot

年3%成長が求められる大学の事業の具体的な範囲

2022-05-17 参議院 文教科学委員会

face

片山大介

日本維新の会

分かりました。じゃ、ちょっと時間ないんで、次行きますけど、これもさっきから話出ているこの年三%の事業規模の成長の達成。私もこれちょっと聞きたいんですけど、それ、合議体が今言ったその三%成長の責任主体とされているんですが、その事業規模を成長させるにはその収入を増やすことが必要になってくるんですけど、大学だと、国立大学法人運営費交付金や私学助成、授業料、附属病院収入、受託研究費、寄附金、大学債、大学ファンドから、今回の大学ファンドからの配分など、いろいろあるんですけれども、三%成長というのは何を指すのかをちょっと聞きたいんですけど。例えば、大学ファンドからの配分による収入が例えば増えたとして、それ...

face

池田貴城

文部科学省研究振興局長

お答え申し上げます。CSTIのこれまでの議論、それから文部科学省の有識者会議の議論では附属病院収入を除くという案が有力でございますけれども、それ以外の大学全体の事業を、事業規模を念頭に議論が行われております。具体的には、大学発ベンチャーの創出とか、卒業生を含む関係者からの寄附、大学独自基金の拡充などもそうですし、これらと大学ファンドからの支援も活用して事業規模の拡大を実現していただきたいというふうに考えております。具体的には、今後、基本方針や省令などで具体的な範囲は決めていくことになります。