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次期年金財政検証においては新型コロナウイルス感染症等の不測の事態を踏まえる必要性

2022-04-07 参議院 厚生労働委員会

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足立信也

国民民主党・新緑風会

これ、二〇二一年から賃金変動率というふうになったわけですね、今の条件の場合。もう一つ、これ、うなずいていただければいいんですが、今年春闘、官製値上げという話も、賃上げという話もありますが、平均すると五千数百円上がったと。で、物価はもっと上がるでしょう。賃金は若干上がるかもしれない。今、三年の平均と言いましたが、物価が大幅に、まあ大幅というか大きく上がって賃金が少しだけ上がった場合も賃金変動率で給付決めていくんですね、ですよね、そうですね。で、そうなった場合に、賃金をやっぱり何とか上げなきゃいけない、これ賃金、給料の上がる経済を目指さなきゃいけない、これは間違いない。先ほど言いましたように、春闘...

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高橋俊之

厚生労働省年金局長

平成十六年の年金制度改正で、これ以上現役世代の保険料が上がらないように上限を固定した上で給付を調整していくと、そういった仕組みの中でやるということでありますので、物価や賃金の動向、確かに若干その三年度平均の賃金を直前の物価で名目化して、それと物価を丈比べしますので、若干ワンテンポ遅れるということがございますけれども、そこのところはしっかり反映しながらやっていくという仕組みは必要だろうと思います。次期財政検証につきましては、経済前提、これから経済前提の専門委員会等も置き、専門家の意見も聞きながら、どういった財政検証をやっていくかということにつきまして、しっかり検討してまいりたいと考えてございます...