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リビング・ウィル等を踏まえた医療ケアの在り方を法制化することへの厚労大臣の見解

2022-04-21 参議院 厚生労働委員会

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梅村聡

日本維新の会

実は、リビングウイルを書いている、尊厳死の宣言書という言い方もありますけども、これ書いた方が、それを亡くなった後に、御遺族の方にアンケート取っているんですよ。リビングウイルを書いた御家族、亡くなった御家族の九三%はこれが役に立ったと答えられている。役に立たなかったと言われる方は七%だけなんですね。ただし、国民でリビングウイルを書いている方は、推定ですけど、恐らく三%程度じゃないかというふうに言われておりますので、私は、実は、この人生会議とセットでリビングウイルというものを進めていかないと実効性のあるものにならないんじゃないかなということを今日はまずお願いをしたいと思います。これ、リビングウイル...

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伊原和人

厚生労働省医政局長

御指摘の法務大臣の御答弁に関連してですけれども、厚生労働省が作成しましたガイドラインは、繰り返し申し上げていますように、御本人が望む人生の最終段階での医療、ケアを実現するためのものでございまして、それを実現するために、多くの関係者で話し合って共有するというプロセスをお示ししておりまして、これ自体が医師の刑事上の責任に関わる考え方を整理したものではございません。そうしたことからしますと、例えば延命治療の中止につきまして、このガイドラインに沿ったプロセスを経たか否かが刑事上の責任の評価につながるかどうかは我々としては定かではないと、こう考えております。